田植えは要らない 稲作をラクにする化合物(リンクしましたが、切れる可能性もあります)
2010年10月09日
日経新聞の記事(直播用のモリブデン資材の効果)
8月31日のエントリで紹介した、直播の出芽確保にモリブデン化合物を用いる方法(当研究所の水田輪作研究チームの成果)について、日本経済新聞に記事掲載されました。
田植えは要らない 稲作をラクにする化合物(リンクしましたが、切れる可能性もあります)
田植えは要らない 稲作をラクにする化合物(リンクしましたが、切れる可能性もあります)
2010年09月16日
鉄コーティング直播の現地
研究所のすぐ近くに直播で飼料米を作っている現地があるので見に行きました。
昨年のこのエントリで紹介した圃場です
http://ricebreeder.seesaa.net/article/130295349.html
今年はまだ少し時期が早いので、紹介するのはもう少し熟れてからにします。
目を引いたのがそのすぐ近くにあった鉄コーティング直播
畜産農家の田んぼなので堆肥が施用され、非常に地力のある状態でした
言われなければ直播栽培とは分からないでしょう。
きれいに苗立ちし、雑草もほぼ皆無でした。見事な出来映えではあるものの
少し繁茂しすぎており、もう少しすると倒れるかもしれません。
ヒノヒカリよりもっと直播向けの品種を使えば、もっと安定的に栽培できるかも知れないな
と思った次第です。
昨年のこのエントリで紹介した圃場です
http://ricebreeder.seesaa.net/article/130295349.html
今年はまだ少し時期が早いので、紹介するのはもう少し熟れてからにします。
目を引いたのがそのすぐ近くにあった鉄コーティング直播
畜産農家の田んぼなので堆肥が施用され、非常に地力のある状態でした
言われなければ直播栽培とは分からないでしょう。
きれいに苗立ちし、雑草もほぼ皆無でした。見事な出来映えではあるものの
少し繁茂しすぎており、もう少しすると倒れるかもしれません。
ヒノヒカリよりもっと直播向けの品種を使えば、もっと安定的に栽培できるかも知れないな
と思った次第です。
2010年08月31日
画期的技術のプレスリリース
といっても、品種じゃありません(汗)
本日、うちの研究所での記者発表
http://konarc.naro.affrc.go.jp/press/20100831/report/index.html
圃場で調査していたら、大勢記者さん達が集まっているのが見えました。
水田輪作研究チームの成果です。
湛水直まき栽培で問題となる出芽苗立ちの不安定性を、低コストかつ少量で済む新しい資材で
飛躍的に改善できる技術。
詳しくは、上記リンクをご覧下さい。
この技術が一般的になれば、直播用の品種の出番も増えることが期待されます。
(10/09/07追記)
当日の様子の写真や、記事掲載の情報は、以下にまとめられています。
http://konarc.naro.affrc.go.jp/press/20100831/index.html
本日、うちの研究所での記者発表
http://konarc.naro.affrc.go.jp/press/20100831/report/index.html
圃場で調査していたら、大勢記者さん達が集まっているのが見えました。
水田輪作研究チームの成果です。
湛水直まき栽培で問題となる出芽苗立ちの不安定性を、低コストかつ少量で済む新しい資材で
飛躍的に改善できる技術。
詳しくは、上記リンクをご覧下さい。
この技術が一般的になれば、直播用の品種の出番も増えることが期待されます。
(10/09/07追記)
当日の様子の写真や、記事掲載の情報は、以下にまとめられています。
http://konarc.naro.affrc.go.jp/press/20100831/index.html
2010年08月18日
直播の生育とイタリアの品種
2010年06月29日
打ち込み点播直播の出芽苗立ち
前の記事で紹介した輪作チームの直播田ですが、
私たちが田植えをしているときにはすでに盛んに出芽していました。
(写真追加しました)
現在はもっと出芽が進み、移植栽培とと遜色がなくなりつつあります。
ちょうど稚苗の移植後ぐらいの生育です。
直播栽培は、安定性の面で「いつでもどこでも」適用できる技術ではありませんが、技術的なポイントを押さえれば、「育苗→田植え」という技術はもういらないのでは?というぐらい、安定的でかつ省力が実現できます。
毎年、田植えをするたびに、(たとえ機械で植えるとしても)
これだけ多くの苗箱に種をまき、苗代に並べて数週間目を離さずに育て、
重い苗箱をはがして、水田まで運び田植機に積み込んで植え付ける
この一連の作業がなくなる直播栽培は「魅力的」と思います。
品種や栽培技術をさらに磨いて、「稲作は直播が当たり前」の時代を
招き寄せる必要を感じます。
私たちが田植えをしているときにはすでに盛んに出芽していました。
(写真追加しました)
現在はもっと出芽が進み、移植栽培とと遜色がなくなりつつあります。
ちょうど稚苗の移植後ぐらいの生育です。
直播栽培は、安定性の面で「いつでもどこでも」適用できる技術ではありませんが、技術的なポイントを押さえれば、「育苗→田植え」という技術はもういらないのでは?というぐらい、安定的でかつ省力が実現できます。
毎年、田植えをするたびに、(たとえ機械で植えるとしても)
これだけ多くの苗箱に種をまき、苗代に並べて数週間目を離さずに育て、
重い苗箱をはがして、水田まで運び田植機に積み込んで植え付ける
この一連の作業がなくなる直播栽培は「魅力的」と思います。
品種や栽培技術をさらに磨いて、「稲作は直播が当たり前」の時代を
招き寄せる必要を感じます。