2011年07月09日

吟のさとを使った日本酒新製品

九州は大雨も交えたすっきりしない天気でしたが、
梅雨が明けて一気に暑くなりました。

さて、またまた、「吟のさと」の新商品情報です。

まず、山形の「上喜元・純吟 月夜」
http://hitosake.exblog.jp/16564863/

兵庫県産の吟のさとと富山産の山田錦を使っているそうです

熊本県玉名市の、「錦の露」(約70年ぶりに復活した銘柄だそうです)
http://nishikinotsuyu.p-kit.com/page0008.html

こちらは、100%玉名産の吟のさとを用いているそうです。
醸造は、このブログでも紹介した「瑞鷹」さんが行っている
とのことですが、同社の他の製品と比べてどのような仕上がりになっているか
興味があります。
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2011年07月04日

兵庫県で「きぬむすめ」が作付け拡大

http://web.pref.hyogo.jp/press/press_ac021_00009747.html

高温年でも品質が落ちない実績が評価され
昨年の80haから今年は一気に300haまで面積が増えるようです。

「きぬむすめ」は、高温耐性だけを検定する試験では
さほど成績は良くありません。中ぐらいです。
しかし(なぜかよく分かりませんが)
普及現場ではかなり品質が良く評価が高いようです。

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2011年06月29日

「のうけん」から24年作付け用種子の予約が開始

各地の田植えもほぼ終わりつつあるこの頃ですが
稲の種籾販売業者の老舗「のうけん」から
早くも24年作付け用種子の予約が開始されています。

http://www.k-nouken.com/


「にこまる」「きぬむすめ」はもちろん
24年用から紫黒もち新品種「さよむらさき」
等も発売になります。

ものによっては、早々に売り切れる品種も
あるとのことで、ご興味のある方は
早めに問い合わされた方が良いと思います。
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2011年05月22日

喜多屋の「吟のさと」を酒米に使った商品

長年、「吟のさと」を用いた酒造りに取り組んでいる喜多屋から
22醸造年度の新商品として、
前に紹介した「吟の瞳」(大吟醸)の他に
「八峰(やっほう)」の純米大吟醸(48%精米)、
純米酒の(同60%の2種が発売になりました。

個人的に宣伝したいのはやまやまですが
立場上書きにくいな、と思っていましたら、

私が書きたかったことを代弁してくれるブログを見つけました

一生懸命!!
http://sidenkai.blog.ocn.ne.jp/issyoukenmei/2011/05/post_8d15.html
(販売店へのリンクもあります。)
紹介、ありがとうございました。

(三井の寿(井上合名会社)の、「春純吟クアドリフォリオ」(生原酒)も
発売されているようです)
 福岡県内酒造会社の「吟のさと」での酒造りも今年産の6年目になります。
着実に地域に定着しつつあるのは確かなようです。
ラベル:吟のさと
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2011年04月23日

地元JAとの打ち合わせ

先週は,JAふくおか八女の、別々の地域センターに
それぞれ打ち合わせに出かけました。

ひとつは、飼料米としてあらたに導入される、「ミズホチカラ」について
福岡県内ではすでに広がっていますが,八女地区では初めての取り組みということで,栽培の留意点等確認するためでした。

もうひとつは、例年この時期に行っている「吟のさと」(酒米)生産者を集めての
検討会。今年から有志で栽培研究会を立ち上げるということで、力が入っています。
DSC01015.jpg

同JAでの吟のさとのまとまった作付けは4年目になり、面積もようやく10haを超えました。蔵元の評価によれば、酒米としての品質も良く,地産地消型で、かつ高品質・リーズナブルな酒米として,非常に期待しているという力強いエールを頂きました。

県の普及センターをはじめとする多くの関係者のご尽力でここまで来ることが出来ました。これからいよいよ品種の真価が問われると思います。

(出席されていた蔵元「喜多屋」の木下社長によれば,今年の酒も出来は昨年を上回るということで,本格発売が待たれます。)

付記:この記事を書くために喜多屋のサイトを見に行ったら。

2011年4月 WSWAコンペティションで
(これはアメリカの酒販業者のコンテストでしょうか?)
ワイン・日本酒部門で純米大吟醸 寒山水がダブルゴールドを
受賞したことなどが発表されていました

結果発表のサイトには
http://wswa.org/news.php?NewsID=21&ArticleID=38

Best Sake
Wine of Japan Import, Inc.
Kitaya Corporation Kitaya Kansansui Junmai Dai-Ginjyo

と記されています。
おめでとうございます!!
九州に暮らし、仕事をしている者として、このように国際的に高く評価される
地場企業があること、そして、そこで私たちの開発した品種が役立って
いることを誇りに思います。

posted by EX-Ricebreeder at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 品種 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする