先週は,JAふくおか八女の、別々の地域センターに
それぞれ打ち合わせに出かけました。
ひとつは、飼料米としてあらたに導入される、
「ミズホチカラ」について
福岡県内ではすでに広がっていますが,八女地区では初めての取り組みということで,栽培の留意点等確認するためでした。
もうひとつは、例年この時期に行っている
「吟のさと」(酒米)生産者を集めての
検討会。今年から有志で栽培研究会を立ち上げるということで、力が入っています。
同JAでの吟のさとのまとまった作付けは4年目になり、面積もようやく10haを超えました。蔵元の評価によれば、酒米としての品質も良く,地産地消型で、かつ高品質・リーズナブルな酒米として,非常に期待しているという力強いエールを頂きました。
県の普及センターをはじめとする多くの関係者のご尽力でここまで来ることが出来ました。これからいよいよ品種の真価が問われると思います。
(出席されていた蔵元
「喜多屋」の木下社長によれば,今年の酒も出来は昨年を上回るということで,本格発売が待たれます。)
付記:この記事を書くために喜多屋のサイトを見に行ったら。
2011年4月 WSWAコンペティションで
(これはアメリカの酒販業者のコンテストでしょうか?)
ワイン・日本酒部門で純米大吟醸 寒山水がダブルゴールドを
受賞したことなどが発表されていました
結果発表のサイトには
http://wswa.org/news.php?NewsID=21&ArticleID=38Best Sake
Wine of Japan Import, Inc.
Kitaya Corporation Kitaya Kansansui Junmai Dai-Ginjyo
と記されています。
おめでとうございます!!
九州に暮らし、仕事をしている者として、このように国際的に高く評価される
地場企業があること、そして、そこで私たちの開発した品種が役立って
いることを誇りに思います。
posted by EX-Ricebreeder at 10:24|
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