西日本新聞が九州産銘柄の特A評価を記事に

前の記事で書いた、九州産銘柄の特A評価を西日本新聞も報じています。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/287357

吟のさとが"萌え”焼酎に

熊本日日新聞のニュースより
http://kumanichi.com/osusume/toretate/kiji/20111127001.shtml

「きくち地産地消の会」は、オリジナル球磨焼酎「伊吹瓢［いぶきひょう］」を造った。ゲームキャラクターのイラストを使った“萌［も］え酒”として、２７日から５店で販売。菊池市の農家に依頼して減農薬栽培した酒米「吟のさと」を原料に、あさぎり町の松の泉酒造が製造した。とのことです。

この製品化の過程は、ブログで公開されていたので、チェックさせて頂いていました。
売れるといいですね。

病害虫に強い新品種「はるもに」

私たちが開発した新しい品種「はるもに」をお披露目することになり
九州農政局の会見室をお借りしてプレスリリースを行いました。

「はるもに」はトビイロウンカ、縞葉枯病、穂いもちに対する抵抗性遺伝子を合わせ持ち、
３種類の病害虫に強い新品種です。さらにこの品種「ヒノヒカリ」よりも高温下での玄米
の外観品質が優れています。九州に適した、中生熟期の良食味品種として特別栽培米への
利用が期待されます。

プレスリリース資料はこちらです

当日は新聞社、テレビ局等合わせて6社がお見えになり
今後、広く報道されることが期待されます。
(早速日本農業新聞に10/29付けで掲載されたようです）



追記：熊本日日新聞にも掲載されたようです。

（リンクは切れるかも知れませんが張っておきます）

各地で「きぬむすめ」が普及拡大中

私たちが育成した早生品種の「きぬむすめ」が
各地で普及拡大中です。

「きぬむすめ」は「にこまる」のお母さんに当たる品種で
食味はもちろんのこと栽培特性が非常に安定している
のが特長で、いわば「大きな欠点の少ない品種」といえます。

兵庫県では、今年は前年度の３倍以上に当たる
330haまで普及が拡大したと報じられています。
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0004484315.shtml

また、私たちの研究所に来られた岡山県の職員のかたの
お話しでは、今年岡山県では、種子の注文から推定して
800ha近い作付があった（まだ奨励品種でないにもかかわらず）
そうです。

特性の良さが評価されて作付が伸びているのだとすれば
大変喜ばしいことです。

吟のさとの追肥時期巡回

地元のJA八女が取り組んでいる，酒米「吟のさと」の追肥時期の生育確認のための巡回に行ってきました(デジカメの電池が切れて写真がなくてすみません）

合計で10個所以上回ったでしょうか、いずれも生育は順調でした
今年は11ha近くまで作付が拡大したとのことで
出荷量もだいぶ多くなりそうです。