今年は梅雨明けが遅く、当初は生育の遅れ、分けつ不足が懸念されましたが、栽植密度や施肥法について昨年の反省に立って検討した結果、場所によっては「ヒノヒカリ」を上回りそうな生育のところもありました。9月に入りやや涼しくなりつつ好天にも恵まれたせいか、全体に熟色がよく、これまでのなかでも指折りに良い出来の年になるかも、と期待が持てるように思いました。
蔵元の皆様からも「「吟のさと」の製品酒の売れ行きはとても好調で、製品によっては足りないくらいで収穫が待ち遠しい」という異口同音の声を頂きました。さらに関係者一丸となって進めていきたい取り組みです。