2012年11月28日

脱穀が始まりましたが・・・

11月もあと少しという時期になって,ようやく脱穀と収量調査が始まりました。
DSC02122.jpg

収量調査用の稲株を,脱穀→籾すり→計量+水分測定→袋詰め、と進めていきます。

と、ここまではいつもの作業なのですが、思ったより収量の数値が低いです。
「ヒノヒカリ」など500kg/10aを切りそうな感じです。
玄米の粒張りもいまひとつ、というかかなり悪い感じです。
九州の作柄の悪さが,当研究所の圃場にも及んでいたかという感じです。

収量が低い一部の品種・系統に混じって「にこまる」等600kg/10aぐらい
取れているものもあり、今年の気候でも、収量を確保することは
品種によっては出来たようです。

ヒノヒカリの低収は2010年も同様のことがあり,ブログに書いています。
高温の影響は一般に言われているように品質だけではなく,収量にも及んでいる
そう思います。

posted by EX-Ricebreeder at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 田んぼ仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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