収量調査用の稲株を,脱穀→籾すり→計量+水分測定→袋詰め、と進めていきます。
と、ここまではいつもの作業なのですが、思ったより収量の数値が低いです。
「ヒノヒカリ」など500kg/10aを切りそうな感じです。
玄米の粒張りもいまひとつ、というかかなり悪い感じです。
九州の作柄の悪さが,当研究所の圃場にも及んでいたかという感じです。
収量が低い一部の品種・系統に混じって「にこまる」等600kg/10aぐらい
取れているものもあり、今年の気候でも、収量を確保することは
品種によっては出来たようです。
ヒノヒカリの低収は2010年も同様のことがあり,ブログに書いています。
高温の影響は一般に言われているように品質だけではなく,収量にも及んでいる
そう思います。