足を止めて観察してみました。
こちらは、「モグモグあおば」でしょう。
まだ出穂前ですが。おそらくサイレージにするのでしょう。
フタオビコヤガにだいぶ葉を喰われています
穂が出る前にもう一度防除すれば良いと思いますが・・・
こちらは、少し離れた場所(別の農家さんでしょう)で見つけた
「ミズホチカラ」
穂も大きくて良い生育、といいたいところですが
まだ穂が出そろったばかりなのに田んぼに水がありません
地面は真っ白にひび割れていて、かなりの期間水を入れていないようです。
稲は出穂開花の前後は一番水を必要とします.この時期にこれだけ水を
切ると、収量に少なからず影響するのではないかと危惧しています。
通勤のたびに数日間気にしてみて通りますが
水を入れる気配はありません(稲がかわいそう!)
飼料イネは、食用の稲のように手間やコストが掛けられない
のはわかりますが、出穂前後に水を保つのは、稲作りの
基本中の基本です。それをおろそかにすれば、せっかくの多収品種の
能力も活かせませんし、コスト削減にも逆効果だと思います。
技術者として現場に伝えなければいけないことは
まだまだ、たくさんあると実感しました。