2011年09月11日

通勤路で飼料イネの田んぼを見つけたのですが・・

通勤コースの道沿いに飼料イネの田んぼを発見
足を止めて観察してみました。

こちらは、「モグモグあおば」でしょう。
まだ出穂前ですが。おそらくサイレージにするのでしょう。
DSC01272.jpg

フタオビコヤガにだいぶ葉を喰われています
穂が出る前にもう一度防除すれば良いと思いますが・・・

こちらは、少し離れた場所(別の農家さんでしょう)で見つけた
「ミズホチカラ」
DSC01275.jpg

穂も大きくて良い生育、といいたいところですが
まだ穂が出そろったばかりなのに田んぼに水がありません
地面は真っ白にひび割れていて、かなりの期間水を入れていないようです。
DSC01274.jpg

稲は出穂開花の前後は一番水を必要とします.この時期にこれだけ水を
切ると、収量に少なからず影響するのではないかと危惧しています。

通勤のたびに数日間気にしてみて通りますが
水を入れる気配はありません(稲がかわいそう!)

飼料イネは、食用の稲のように手間やコストが掛けられない
のはわかりますが、出穂前後に水を保つのは、稲作りの
基本中の基本です。それをおろそかにすれば、せっかくの多収品種の
能力も活かせませんし、コスト削減にも逆効果だと思います。

技術者として現場に伝えなければいけないことは
まだまだ、たくさんあると実感しました。
posted by EX-Ricebreeder at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 飼料イネ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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