ざっと面積換算してみたら、驚くほど収量が上がっていません。
ヒノヒカリで480kg/10(反収8俵)を切っています
「にこまる」がかなり頑張っていますが540kg(9俵)前後かな?
(それでもヒノヒカリよりは1割は多収でした)
ヒノヒカリがここまで低収なのは、台風の直撃を受けた
2006年以来で、台風もなく、天気も良かった年としては
異例です。例年より1割は低い感じです。
やはり、今年の異常な高温が影響していると考えられます。
育種の立場としては、こういうときこそ、
この厳しい環境を逆手にとって、この中でも
収量を確保した優良な系統を選抜しなければ、
と思う次第です。
きっと、あるはずです。
さあがんばって選抜するぞ!
追記
同僚のM氏の試験区では、「にこまる」の施肥を工夫して
10俵弱の反収を上げた区もあったとか
(昨日の環境セミナーで発表していました)
栽培法でも、まだ対策技術はあると思います。