2016年08月11日
平成28年度 近畿地域マッチングフォーラ 麦・大豆の需要創出のビジネスモデル
8月9日(火曜日)に兵庫県民会館(神戸市)において開催の平成28年度 近畿地域マッチングフォーラ 麦・大豆の需要創出のビジネスモデル〜生産・加工ニーズに応える新品種とその利用〜に出席しました。麦・大豆新品種の新たな産地形成と、市場性の高い食品への加工に関する技術開発をテーマにしたセミナーで、パン用小麦の「せときらら」、パスタ用デュラムの「セトデュール」の、醤油用に向く大豆「たつまろ」「こがねさやか」、高ベータグルカン大麦「キラリモチ」等の栽培取り組みと、それを利用した地元での食品開発が紹介されました。自給率の低い、麦、大豆ですが、これまでにない加工適性の高い品種の開発がキーテクになって、地元でイノベーションが起きる可能性を実感しました。イノベーションはまず品種から、そしてその情報の発信源(ハブ)としての農研機構の地域センターの役割の大きさを実感しました。